大分県宇佐市は22日、車検が切れた公用車1台を25日間にわたって使っていたと発表した。院内支所の地域振興課が管理するステーションワゴンで、交通安全の啓発のため、車体に「交通ルールを守ろう」と表示していた。
発表によると、車検の有効期間は4月26日までで、翌27日から5月21日まで車検切れの状態で使っていた。この間、職員5人が計13回運転し、計244キロを走行。事故はなく、自賠責保険の有効期限は5月27日までという。
職員が今年度の車検対象車両を点検したところ、この1台の車検満了日を失念していたことに気付いたという。